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コレクション: STAGE1

量地指南 巻之三(内題) - 翻刻

量地指南 巻之三(内題) - ページ 8

ページ: 8

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本座に残印(のこすしるし)を立(たて)㊃開地に至(いた)り。残印を再見(ふたみ)して盤を方正(はうせい) に居(すへ)㊄其 盤巽(ばんそん)を會(つじ)にし。見通の墨を要(かなめ)にして。斜に目的の 右を見返。墨を引㊅其墨の要(かなめ)《割書:是は見通の|墨の要なり》を要(かなめ)にし。左の見込の 墨の盤南(ばんなん)の耑(はつれ)を會(つじ)にして。斜に目的の左を見返。墨を引。 然(しかう)して盤面(ばんめん)大成す 今現るゝ所の。盤北(ばんぼく)の斜口(しやこう)は開除《割書:右斜開|二十間》の縮口(しうこう)なり。盤南の正口(せいこう)は 来程《割書:彼正面|広程》の縮間(しうけん)なり。其盤北の斜口を開除の間数廿間に 量合(はかりあはせ)。《割書:渾発をもて此斜口を一夾に|夾み是を廿間の矩となつく》其矩をもて盤南の正口(せいこう)を量る に三夾あり。《割書:一夾廿間|つつなり》三夾は即六十間なり。これ求程(きうてい)《割書:彼方正面の|広程六十間》の 間数なり 《箱:一知両開方(いつちりやうかいはう)》   此術は彼面一(むかふめんいつか)ヶ所(しよ)の広程(ひろさ)を。両所(りやうしよ)に開地(かいち)を求(もと)めてはかる   術なり。其法目的の左右へ各別(かくべつ)に遠程(とをさ)を量(はか)り。此両 遠程(えんてい)を   種(たね)として。求程《割書:彼方面の|広程を云》を知るなり。尤此作法は。旧伝(きうてん)の   鑿説(さくせつ)にして。用るに益(えき)少(すくな)しといへとも。初学(しよかく)参考(さんこう)の為(ため)に   姑(しはらく)こゝに贅(ぜい)す《割書:此術は初中後に。盤を|三度改てはかるなり》 術云《割書:下に図する|所をもて云》作法のことく品々|始計(しけい)して後(のち)初㊀本座に盤を 方正に居。盤東より正に目的の右を見込。《割書:前にもいふごとく目的の|右は。即本座の左と知べし》 ㋥右方へ正(まかね)に開除(ひらき)《割書:右正開|三町》を求め。開印を立て是を見通。本座に 要印(かなめしるし)《割書:此印毎例の残印なれども。初中後三度の術共に。|此印を肝要となすが故に假に名づけてしかいふ》を立㊂開地に 迁(うつ)り。再見して盤を方正に極め㊃|盤巽(ばんそん)を會(つじ)にし《割書:かくのごとくの術|にては。かならず》 《割書:盤巽を會にすべしといふには|あらず。爰には図によつていふ》其目的《割書:目的の|右を云》を見返墨を引。然(しか)るときは三四五の形(かたち)あらはる。即其三を開除の三町にはかるに合(あはせ)。 其|矩(かね)をもて四を量(はか)るに二夾あり。《割書:一夾三町|つゝなり》即(すなはち)目的の右の遠程(とをさ)