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コレクション: STAGE9

鎌先温泉由來記 - 翻刻

鎌先温泉由來記 - ページ 4

ページ: 4

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シテ最浴者ニ授クルノ材ニ供ヘシモノナリ今之ヲ 編綴シテ鎌先温泉由来記ト為ス浴者カ是ニ由テ 循々其屈心ヲ開テ其身体肌ヲ養ヒ進治健全 タランコトヲ庶幾ス   明治廿二年初春     編者識  温泉主一条一平秘蔵什宝 一 巌ヲ穿チ温泉得タル鎌 一 珠殻《割書:後藤伯の観察往古の「ルツボ」ならん|有る化学者ハ「ルニーウル」ならん》 珠殻は其形ち茶釜に 似て沙礫透間もなく 附着せり思ふに鉄釜 の土中に久しく埋れし ものならん歟観迹聞老 誌に此地の名称を釜崎 と記せり必ず故有るならん 聊記して考証家の参考に 供すとあり這は非なるへし 聞老誌の編者鎌釜の同訓なれハ あやまりて書たるべし