翻刻
《箱:廿四》深川ハ御船くら前町より八名川町 図:深川八幡
辺へやけ込西光寺のこる大久保様
少しのこる歯神の社やける御船蔵
番やける長家様より大日横町菅
野井上牧野様焼木下図書様火の
見ばかりのこる林様やける御籾蔵
半分のこる八名川町より北六間堀南六間ぼり神明宮社恙なし
裏通りより北のかたのこる同社門前やける又一ト口ハ中森下町ゟ
南森下町元町小笠原様やける又一ト口ハ猿子ぼり辺より出火して
井上様少し焼る夫より常盤町壱丁めより二丁め太田備中守様
少〻焼止る又御籾くらわき深川元町潰れて一丁の中三軒のこる
又田安様御門前にて一ツ家一軒のこり此へん大潰れ是より扇ばし
辺ハ別して一円につぶれ多し西丁東丁とも大いにつぶれ猿江うら
町三丁ばかりの間に三軒のこる扇ばし通り土井大炊頭様やける
図:大橋向 夫より小名木門辺大いに損じ又
海辺大工丁より清住町新寺町辺
のこらず潰れ多し今一ト口ハいせ
崎町一丁目二丁めやける西平野町
富久丁三角屋敷此へんこと〴〵く
つぶれ閻魔堂橋網うち場ハ少し