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コレクション: STAGE2

江戸大地震末代鑑 - 翻刻

江戸大地震末代鑑 - ページ 16

ページ: 16

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【図:ゑんま堂】 たるみ佐賀町辺は大いにくつれ相川町 やける熊井町中谷町大嶋町まで焼 る富吉丁通り北川町八幡橋のきは 火の中にて三軒のこる蛤丁少しのこり 黒江丁三倉寺やける永代寺門前は 山本町西横丁やける蛤丁金子横丁 俗に中うらといふ此所より松平出羽守様やける夫ゟがたくりばしの 際にて二三軒のこり爰にてやけどまる此火三口一所にてやける又一ト 口は和倉より北本所代地佐賀丁代地等焼るなり又黒江丁壱丁四方 ほどやける外近郷近里崩れ潰れ多く船ばし辺より成田街?道 水戸街道は土浦辺まて木下川ゟ船ぼり辺二合半餘は諸所大崩れ 南之方は東海道筋は程ヶ谷辺まで神奈川宿は所〻崩多し 本牧金沢鎌くら浦賀辺所〻くづれ中山道は上州高崎辺まで 此街道所により地ゟ砂わき出清水あふるゝ所諸所にありわらび 宿ゟ大宮の間崩れ多し川口辺 上下板ばし辺是また所〻くつれ これあり日光街道は宇都宮辺まで 所〻くづれ其外在郷市中共低き所 ほど損じつよく高台の地は格別の 事無之様に相見へ申候 【図:木下川やくし】