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コレクション: STAGE1

訓蒙 天然地理學 下 - 翻刻

訓蒙 天然地理學 下 - ページ 19

ページ: 19

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産出(さんしゆつ)す、○鉱物(くわぶつ)の天下(てんか)に布籍(ふせき)するや、甚(はなは)だ広(ひろ)くし て、之を産(さん)せざる国(くに)は殆(ほとん)ど稀(まれ)なり、   ○金属(かねるい)、 金属(きんぞく)は時(とき)あつて其|純(じゆん)なる者(もの)を得(う)る事(こと)ありとい へども、大約(たいやく)他(た)の鉱物(くわうぶつ)と混合(こんがう)して、岩石(がんせき)の状(かたち)をな す、之を鉱石(くわうせき)と云ふ、○金属(きんぞく)の尤(ゆう)なるものは、黄金(わうごん)、 白金(はつきん)、銀(ぎん)、精錡(とたん)、鉛(なまり)錫(すゞ)、水銀(みづかね)、コバルト、砒石(ひせき)、アンチモニ ー、及(およ)びビスモート是(これ)なり、    黄金(わうごん)、 黄金(わうごん)は、金属(きんぞく)の至貴(しき)なるものとす、大約(たいやく)金塵(きんぢん)と号(ごう) する砂粒(しやりう)の如きものにて純(ぢゆん)なる者を得(う)、塊(くわい)をな して産出(さんしゆつ)するもの甚(はなは)だ稀(まれ)なり、適(たま〳〵)これあるも重(ちよう) 量(りやう)一二ポントを過(すぐ)る能(あた)はず、その産出の地方左の 如し○アシア洲(しう)、此洲(このしう)金(きん)を産(さん)する地(ち)多(おほ)し、西方(せいはう) シベリヤを殊(こと)に多(おほ)しとす、ユーラル山下(さんか)の鉱坑(くわう〳〵) も産出(さんしゆつ)甚(はなは)だ多(おほ)し、 皇国(くわうこく)黄金(わうごん)の多量(たりょう)を出(いだ)す、  ○エウロツパ洲、此|洲(しう)金(きん)を産(さん)する地(ち)甚(はなは)だ多(おほ) し、しかれども多量(たりやう)の金(きん)を産(さん)するもの一所(いつしよ)あら