翻刻
名(な)を以(もつ)て記(しる)せり、亜細亜(あじあ)亜墨利加(あめりか)の如(こと)き、固(もと)より
字義(じぎ)あるにあらず、只(ただ)音(おん)を假(か)れるのみなるに、今(いま)
其(その)假字(かりじ)を書(か)きて、再(ふたた)び傍(かたわら)に 皇朝(くわうてう)の假字(かりじ)を加(くわ)
ふるは、甚(はなは)だ煩(わずら)はしきを以(もつ)てなり、しかれども死(し)
海(かい)喜望峰(きぼうほう)の如(ごと)き義訳に至(いた)つては、猶(なを)漢字(かんじ)を用(もち)ひ
たりまた英国(ゑいこく)、仏国(ぶつこく)等(とう)の如(ごと)きは、イングランド、フ
ランス国(こく)といふよりはかへつて簡便(かんべん)なるが故(ゆへに)
亦(また)漢字(かんじ)を用(もち)ふ
編中記(へんちうき)する所(ところ)の度量(どりよう)は、皆(みな)原文(げんぶん)のまゝにて、我法(わがはふ)
を以(もつ)て|改算(かいさん)したるにあらず、故(ゆゑ)に今茲(ここ)に|其比較(そのひかく)
を示(しめ)す
寸 我八分三厘六毛三余
尺 我一尺〇〇三六六六余
里 我十四丁半十三間一尺三寸六分
グレーン 我一厘七毛三七余
ポンド 我百〇〇匁五厘九毛四二余
トン 我二百七十二貫三百八十四匁
ホグスヘツト 我一石三斗一升三合六タニ十二五