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コレクション: STAGE1

雷公地震由來記 全 - 翻刻

雷公地震由來記 全 - ページ 8

ページ: 8

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破(やぶ)るその隕(おち)たる形(かたち)を見(み)とめたる 人もあるにや猫(ねこ)のごとしといひまた 亥(いのこ)のごとしといふ人もあり殊(と)に 怪敷(あやしき)は其 隕(おち)たる辺(ほと)りに太皷(たいこ)の 撥(はち)とていろ〳〵のものを隕(おと)すこと あり時によりては斧(をの)楔(くさび)なんど おちてあり種々(しゆ〴〵)の説(せつ)多(おほ)くして 弥々(いよ〳〵)惑(まと)ひを重(かさ)ね惣(すべ)て雷(いかづち)の事 さま〳〵に云ひ伝(つた)ふれども皆(みな)本(ほん) 説(せつ)にあらずと知るべし程子曰(ていしのいわく) 雷(いかづち)は陰陽(いんやう)相(あい)軋(きし)り電(いなづま)は陰陽(いんやう)相 撃(うつ) と云へりしかれども陰気(いんき)の凝(こ)り聚(あつま) りたるが陽を包(つゝ)むゆへ陰と陽(やう)と軋(きし)り あひて声(こゑ)あり其つゝみたる陰(いん)の 中を陽(やう)の震(ふる)ふて出るところの 勢(いきほ)ひ光(ひか)りと成(な)るなりたとへば