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諸国名産大根料理秘伝抄 - 翻刻

諸国名産大根料理秘伝抄 - ページ 28

ページ: 28

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そのうへに。右の芋(いも)汁をかけて出し申候なり。但し 此。上には。あさくさのりの粉(こ)か。またはこせうのこ を。すこしかけて出し申候なり。風味(ふうみ)一だんよろしき ものにて一たんなり。右ほうろくにて煮(に)る事は 土のかざを第一/賞翫(しやうくはん)とするゆへなり。扨また此 山のいもを。摺(すり)ばちにてすりて。又/生(なま)の栗(くり)を同く すりて入れ申候事は。右の汁(しる)をあたゝめ申候とき 右のいも。よはくならぬやうにする事なり 大根料理秘伝巻上終

現代語訳

その上に、右の芋汁をかけて出す。ただし、この上には、浅草海苔の粉か、または胡椒の粉を、少しかけて出す。風味が一段とよろしいもので格別である。右の焙烙で煮ることは、土の風雅を第一の賞玩とするからである。さてまた、この山の芋を擂り鉢で擂って、また生の栗を同じく擂って入れることは、右の汁を温め直すとき、右の芋が柔らかくなりすぎないようにするためである。 大根料理秘伝巻上終

英語訳

Pour the above yam soup over this and serve. However, on top of this, sprinkle a little powdered Asakusa nori or pepper powder when serving. The flavor is exceptionally good and outstanding. The reason for cooking with the hōroku (earthenware roasting pan) is that the earthen elegance is considered the primary aesthetic pleasure. Furthermore, the reason for grinding this mountain yam in a mortar and similarly grinding raw chestnuts and adding them is to prevent the yam from becoming too soft when reheating the soup. End of Volume 1 of Secret Traditions of Daikon Cooking