翻刻!江戸の医療と養生

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日養食かゝみ - 翻刻

日養食かゝみ - ページ 89

ページ: 89

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【右丁】 病(びやう)延命(ゑんめい)たる事(こと)数万人(すまんにん)用(もち)ひ試(こゝろみ)て其功(そのこう)の大(おほひ)なる事(こと)古今無双(こゝんぶそう) 希代不思儀(きたいふしぎ)の妙薬(めうやく)也 其功(そのこう)左(さ)にしるす 一 十 年(ねん)廿 年(ねん)喘息(ぜんそく) 一 労症(らうしやう)の咳(せき)     一 引風(ひきかぜ)の咳(せき) 一 からせき    一 咽喉(のんど)ぜりつき    一 痰(たん)飲(いん)取詰(とりつめ)声(こゑ)出(で)ず 一 痰(たん)に血交(ちまじ)り  一 痰(たん)飲(いん)吐(はき)ても出(いで)ず  一 動気(どうき)つよく■■(むなさわぎ)【忳ヵ忡ヵ】 一 小児(せうに)百日咳(ひやくにちぜき)  一 婦人(ふじん)産前産後(さんぜんさんご)の咳(せき) 一 留飲(りういん)にて胸痛(むねいたみ) 一 留飲(りういん)にて気塞(きふさが)り 此外(このほか)痰(たん)咳(せき)留飲(りういん)より起(おこ)る病(やまひ)一切によし 一 音声(おんせい)をつかふ人(ひと)時々(とき〳〵)用(もち)ゆる時(とき)は声(こゑ)を立(たつ)る事(こと)奇妙(きめう)なり 抑(そも〳〵)痰(たん)咳(せき)の薬(くすり)昔(むかし)より諸(もろ〳〵)の書物(しよもつ)にも多(おほ)く売薬(ばいやく)にも所々(しよ〳〵)に有(あり)て 【左丁】 引札(ひきふだ)には痰(たん)咳(せき)は言(いふ)に及(およば)ず頭痛(づつふ)癪(しやく)迄(まで)も速(すみやか)になほる様(やう)に有之といへ ども痰(たん)咳(せき)留飲(りういん)の一 病(びやう)と雖(いへども)治(ぢ)し難(がた)き者(もの)也 然(しか)るに此(この)登龍丸(とりうぐわん)は 年(とし)久(ひさ)しき痰(たん)咳(せき)留飲(りういん)にて医療(ゐれう)手(て)をつくし百薬(ひやくやく)を用(もち)ゆると雖(いへども) 治(ぢ)しがたき難症(なんしやう)にても速(すみやか)に治(ぢ)す薬(くすり)は予(よ)が家(いへ)の名法(めいほう)にて万人(まんにん) を救(すく)ふて試(こゝろむ)るに一人として治(ぢ)せざるはなし依(よつ)て天下無双(てんかぶさう)の一 奇薬(きやく) にて他(た)に類(るい)なししかしながら其(その)功能(こうのう)速(すみやか)なるといへども下(くだ)し 薬(ぐすり)には無之(これなく)婦人(ふじん)産前産後(さんぜんさんご)に用(もち)ひ害(がい)なきを知(しる)べし能(よく)〳〵 用(もち)ひて偽(いつわり)なき名法(めいほう)なるを知(しる)べし尤(もつとも)外々(ほか〳〵)に紛敷(まぎらはしき)薬(くすり)多(おほ)く 候間 包紙(つゝみがみ)等 御吟味(ごぎんみ)之上 左(さ)にしるす取次所(とりつぎどころ)にて御 求(もとめ)可被下候