翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

日養食かゝみ - 翻刻

日養食かゝみ - ページ 88

ページ: 88

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【右丁・文字なし】 【左丁】 【龍の挿絵あり・商標ヵ】 天下 登龍丸(とりうぐわん) 食物(しよくもつ)一切   一包 代百文 一方      さし合なし   一巡り代六百五十文    たんせきりうゐん一 夜(や)になほる大妙薬  此(この)登龍丸(とりうぐわん)は天下一方(てんかいつほう)我家(わがいへ)の秘法(ひはふ)にして痰(たん)咳(せき)留飲(りういん)一通(ひとゝほ)りの妙薬(めうやく) なり譬(たとへ)ば十 年(ねん)廿 年(ねん)痰(たん)咳(せき)にて込上(こみあげ)胸痛(むねいたみ)立居(たちゐ)成(なり)がたく又(また)留飲(りういん) にて気(き)をふさぎ胸痛(むねいたみ)幾夜(いくよ)も寝事(ねること)成難(なりかたき)も軽(かろ)き症(しやう)は一粒(いちりう) 重(おも)きは一 巡(まは)り数年来(すねんらい)の難症(なんしやう)は三 巡(まは)りも用(もち)ゆる時(とき)は忘(わす)れたる 如(こと)く痰(たん)を治(ぢ)し咳(せき)を止(と)め留飲(りういん)は胸(むね)を開(ひら)き病(やまひ)全(まつた)くいゆる事(こと) 疑(うたがひ)なし是(これ)に因(よつ)て人気(しんき)の疲(つか)れを補(おぎな)ひ気血(きけつ)を巡(めぐ)らし脾胃(ひゐ)を 調(とゝの)へ気力(きりよく)をまし声(こゑ)を立(たて)言舌(ごんせつ)さはやかに美音(びおん)を発(はつ)し無(む)