翻刻
御法度(ごはつと)を
守(まも)りてそむ
かず《割書:一事|一善》
往来(わうらい)のあしき
道(みち)を直(なを)し橋(はし)を
かけ道しるべを
立る《割書:百銭|一善》
こんきうの人を
すくふ《割書:百銭|一善》
ものゝ命(いのち)をすくふ《割書:一命|十善》
魚雀(うをすゞめ)のちいさきものゝ
命をすくふ《割書:一命|一善》
《箱:御高札之写》 定
一|親子兄弟夫婦(おやこきやうだいふうふ)を始諸親類(はじめ しよしんるい) にしたしく下人等(げにんとう)に
いたる迄これをあはれむべし主人(しゆじん)ある輩(ともがら)はをの〳〵
其奉公(その ほうこう)に精(せい)を出(いだ)すべき事
一|家業(かげふ)を専(もつぱら)にし懈(おこた)る事なく万事其分限(ばんじ その ぶんけん)に過(すぐ)べ
からざる事
一いつわりをなし又は無理(むり)をいひ惣(そう)じて人の害(がい)に
なるべき事をすべからざる事
一|博奕(ばくえき)の類一切(るい いつさい)に禁制(きんぜい)の事 《箱:此 余これを略す》