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参りて申やう仰の事のかしこさ【畏れ多くもったいなさ】に彼わらは
をまいらせんとてつかうまつれは宮つかへに
出したておはしぬへしと申すみやつこ丸か手に
うませたる子にてもあらずむかし山にて見付
たるかゝれは心はせも世の人に似す侍ると
そうせさす御門おほせ給はくみやつこまろか
家は山もとちかく也御かりみゆきしたまはん
様にてみてんやとのたまはすみやつこまろか
申様いと能事也何か心もなくて侍らんにふ
とみゆきして御覧せられなんとそうすれは
御門俄に日を定て御かりに出給ふてかくや姫の
現代語訳
参上して申し上げるには「仰せの事の畏れ多さに、あの童女を差し上げようと思い、お仕えさせれば宮仕えに出したことになるでしょう」と申します。みやつこ丸の手で育てた子でもありません。昔山で見つけた子ですから、心映えも世の人とは似ていません」と奏上いたします。帝が仰せになるには「みやつこ丸の家は山のふもと近くである。狩りの行幸をするように装って見てみようか」とおっしゃいます。みやつこ丸が申すには「とても良いことです。何の心配もございませんでしょうから、ふいに行幸なさって御覧になってください」と奏上しますので、帝は急に日を定めて狩りにお出かけになります。そこでかぐや姫の
英語訳
He came and said, "Due to the awesomeness of your command, I intend to offer that young girl to serve at court." He reports that this is not a child raised by Miyatsuko-maru's own hand. "Since she was a child found in the mountains long ago, her disposition is unlike that of ordinary people," he reports to the emperor. The emperor says, "Miyatsuko-maru's house is near the foot of the mountain. Shall I go see her under the pretense of a hunting expedition?" Miyatsuko-maru replies, "That would be excellent. Since there would be nothing to worry about, please make a sudden imperial visit and observe her." So the emperor suddenly sets a date and departs on a hunt. And so of Kaguya-hime...