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コレクション: STAGE9

西洋雜記 乾 - 翻刻

西洋雜記 乾 - ページ 15

ページ: 15

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義にして星気を観て人の吉凶を知るの学なり古ハ 此学行はれて此に云方士の言并前編に云「キリイキ ス」の方士其主「アナスタシウス」が雷にうたるゝを知の類なり 然れとも今ハ其もと忘誕なるを明にして用ゆ事 少なしと云     女帝「ソユ」の説 中興千四十一年《割書:日本長久二年|宋慶暦元年》に邏馬東都の帝「ミカエル。」 「フナゴ」殂す其姪「シカエル。カラハテス」なる者「パフラゴ二ア」の地 よりして入て位をつく四ヶ月を経て先帝の后「ソユ」 これを廃して寺観に居らしめて自立しおのれ が愛す所の貴族「ロニスタン二ュス」モノマキュス」を帝として おのれか夫となし共に朝政をおこのふしかるに「ソユ」年 すでに太だ老たるに因て「コンスタン二にュス」あへて心にたの しまず則ち一美女「マリア」なる者を納れて妾とな し別宮に居らしめこれを寵愛する事特 に甚し「ソユ」其妬にたへず憤恚して殂す年七 十時に千四十六年《割書:日本永楽元年|宋慶暦六年》の事なり七十の老嫗妬死 する事真に笑ふべき者なり     西洋の懐中異物の説 「アンプルシスパアレ」《割書:拂良察国の|医官なり》かあらわす所の医事集成 の書中に海中の異物の図説ありこれ皆当時其得る所 の者を図してこれが説をなす者にして皆其物