翻刻
鯉のつくり様
下図の通り立ち筋を入
夫よりさし身庖丁にて尾先より
すくべし二度程すいては
亦えのすじを切込かくの如く
してめぐりにすいてゆく也
是は鯉の皮
なり
如此ニ盛ハ
岩ニ水の意
と知るべし
如此盛べし縁は□れ
さる様にすべし之□は取置
□熱し婚礼の
時□色さし
すべし
いり酒
わさび
賀寿松
いとずくり
平ずくり
の皮
白髪大根
擂り身のあしわい
松葉立もりにうど 小口よりはす又丸切 茗荷(みょうが) くだ切
大根しらが
午房じく割
此如く立に筋を
三すじ入て夫より
尾の方より作
るべし 筋入さる
としぎ冷水お
二三度かけれは
切口そそく
なり
平ずくり