翻刻
おもつらは
兜なり
兜首は大骨二三の
間を用ゆ是骨の
躰なり
蓮花葉七つ鱗は
胴丸の紋也
尾は
脚当(すねあて)を
はきて立
はたかへたる
かたちと
知るべし
鎌首は
草摺也
おも鰭(ひれ)は
小手のかたち
此あらは骨酒を出す時の
かざる様也、銚子の底(そこ)へかくの
如くに飾り、尾を上へまげて
銚子の升へ出し見るにすべし
此仕様/塩(しお)湯にて煮あげ夫より
冷水をかけてひやし銚子に
かざり酒を入るれは玉(タマ)油
出て甚だ宜敷もの也
外に湯出したる時ひれの
ぬまりをしごきて入るも
酒味よくなるものなり
ひれ
おもづら