伊那市×みんなで翻刻

コレクション: 内藤家資料 (2) (3) (4)

諸名代相勤候節ノ留書外 - 翻刻

諸名代相勤候節ノ留書外 - ページ 24

ページ: 24

翻刻

仰渡候ニ付左近将監難有旨申上退座   但退出ゟ直ニ周防守為名代御礼老若廻勤    尤口上書持参夫より周防守宅え罷越    家老呼出今日被仰渡之趣申述其後    別間え罷り通り左近将監え対面料理等    出右相済帰宅尤坊主両人取持して    罷越 一西丸御礼者名代ニ付不罷出左近将監  計罷出ル   同十五日六半時供揃直出宅熨目長上下 一今日大炊頭隠居御礼為名代登  城其段以坊主御目付え申遣置例之通り  稽古有之其後寄セ有之於  御白書院御礼首尾能申上退出   但於中ノ口周防守留守居呼出御礼首    尾能申上候段罷帰り宜申達候様申付    夫より大炊頭為名代御礼老若廻勤    直ニ帰宅尤口上書持参

現代語訳

仰せ渡されたので、左近将監はありがたき旨を申し上げて退座した。 ただし退出後すぐに、周防守の名代として御礼のため老若の廻り勤めを行った。もちろん口上書を持参し、それから周防守宅へ参上し、家老を呼び出して今日仰せ渡された趣旨を申し述べ、その後別間へ通って左近将監と対面し、料理などが出された。これらが済んで帰宅した。もちろん坊主両人が取り持って参上した。 一、西丸での御礼は名代のため参上せず、左近将監のみが参上した。 同月十五日 六つ半時に供揃えして直ちに出宅 熨目長上下を着用 一、今日は大炊頭の隠居御礼のため名代として登城した。その段を坊主や御目付に申し遣わしておき、例の通り稽古があり、その後寄合があって、御白書院において御礼を首尾よく申し上げて退出した。 ただし中之口において周防守の留守居を呼び出し、御礼を首尾よく申し上げた段を帰って適切に申し伝えるよう申し付け、それから大炊頭の名代として御礼の老若廻り勤めを行い、すぐに帰宅した。もちろん口上書を持参した。