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【六行目まで前コマと重複】
対客之間図左之通
【図中】
入側
板敷
一▲自分
○市岡丹後守
広間 玄関
杉戸 二▲自分
○丹後守
対客之間
三▲自分
○丹後守
四△采女正殿
此所ニ扣居対客之間え采女正殿
御出席有之候間扇子刀之脇え
取置二ノ印敷居際え相越一寸
致時宜内藤大和守と申三ノ印え出
願書右之脇え置一寸致時宜頭ヲ
上ケ板倉周防守病気ニ付隠居
家督奉願候と申四ノ印え出願書
上包取致直達御一読之内上包
采女正殿之右之方え差置三ノ印え
下り手ヲ突罷在御一読有之丹後
守罷出容躰書差出自分之脇え
下り居采女正殿御一読相済御会
尺有之候間両人致時宜退去
現代語訳
【六行目まで前コマと重複】
対客之間の図は左の通り
【図中】
入側
板敷
一▲自分
○市岡丹後守
広間 玄関
杉戸 二▲自分
○丹後守
対客之間
三▲自分
○丹後守
四△采女正殿
この場所で控えていたところ、対客之間へ采女正殿がお出ましになったので、扇子と刀を脇へ取り置き、二の印(位置)の敷居際へ進んで少し時宜を述べ、「内藤大和守」と申し上げて三の印(位置)へ出た。願書を右脇へ置いて少し時宜を述べ、頭を上げて「板倉周防守が病気のため隠居家督を願い出ます」と申し上げ、四の印(位置)へ出て願書の上包を取って直接お渡しした。ご一読いただく間、上包を采女正殿の右方へ差し置き、三の印(位置)へ下がって手をついて控えていた。ご一読があった後、丹後守が出てきて容躰書を差し出し、自分の脇へ下がって座った。采女正殿のご一読が済み、ご会釈があったので、両人で時宜を述べて退去した。