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コレクション: STAGE8

天地或問珍 天 - 翻刻

天地或問珍 天 - ページ 47

ページ: 47

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 武甕槌命(タケミカヅチノミコト)《割書:鹿嶋ノ|明神也》経津主命(フツヌシノミコト)《割書:香取ノ|明神也》  芦原中津国(アシハラノナカツクニ)を平(タイラ)げ二神出雲(フタリノカミイツモ)の国五十(クニイソ)  田狭小汀(ダサノヲバマ)に降居(クダリイ)て十柄劔(トツカノツルギ)を抜(ヌ)ひて倒(サカサマ)に  地(チ)に植(タテ)る其|鉾端(ホコサキ)に踞(ウツクマ)るとあり  是に依(ヨリ)て鹿嶋(カシマ)に石柱(イシノハシラ)を立て万世(バンセイ)の  垂跡(スイシヤク)をしめす也何ンぞ鯰(ナマヅ)の頭(カシラ)を刺(サス)と  いふ事あらんや又地震の神といふは外に  ありと見へたり日本記に推古(スイコ)天皇の  御宇(ミヨ)に地震(ヂシン)して舎屋悉破(タカラコト〳〵クヤブ)れぬ四方に  令(リヨウ)して地震の神(カミ)を祭(マツ)らしむとあり  然れとも其|神跡(ジンセキ)今は絶(タヘ)て何地(イツチ)に有事を  しらす  潮の説 或問|潮(ウシホ)のさし引は一|分(フ)を増(マサ)ず一分を減(ゲン)せず いか成|道理(ダウリ)にや又|潮(ウシホ)の満来(ミチク)る事皆|東(ひかし)の 方よりさす也|委敷(クハシク)其|説(セツ)を聞ん