翻刻
水の精と云事
月之説 月蝕の事
月の桂の説
八月十五夜を名月と云事
虹之説 《ルビ:蝦|ガマ》蟆のなす処と云事
虹の《ルビ:酒漿|サケス》を吸と云事
或問珍巻一
雷之説
或問テ曰凡天地の間《ルビ:草木虫|サウモクチウキ》魚の事ども
知難く弁(ワキマヘ)難しといへとも分(ワキ)て疑(ウタカワ)しきは
雷(イカツチ)也其 声(コエ)撃(ウツ)がことく或は走(ハシル)がことく又は
激(ゲキ)するがことし《ルビ:電光|イナツマ》爍(レキ)々としてすさまし
く動(ヤヽ)もすれは隕(ヲツ)る事ありて人を
損(ソン)し家を破(ヤフ)る其 隕(ヲチ)たる形(カタチ)を見留(ミトメ)