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コレクション: STAGE8

天地或問珍 天 - 翻刻

天地或問珍 天 - ページ 9

ページ: 9

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 雷州(ライシウ)に《割書:国之名(クニノナ)|也 》春夏(ハルナツ)は雷多し形(カタチ)豕の  ことし人此(コレ)を取(トリ)て喰とあり《割書:五雑俎(ゴサツソ)ニ|獣ニモ》  《割書:雷公(ライコウ)ト云物|アル由書リ》其外 大明一統志(タイメイイツトウシ)又は広輿(クハウヨ)  記(キ)の雷州の部(ブ)に春夏は雷となり  秋冬は伏(フ)して豕のことしとあり  其外書々にかくのごとき異説(イセツ)《ルビ:区|マチ〳〵》  なり然れとも皆 理(リ)に似(ニ)たれども  悉(コト〳〵ク)鑿説(サクセツ)にして用(モチユ)るにたらす  凡雷は天にあつては気のみ也地に隕(ヲチ)ては  形をなす事もあり又は形をなさゞる  事もあり陰陽(インヤウ)は眼(メ)をもつて見る  へからす扨又雷の撥(ハチ)と云物は是 雷(ライ)  槌(ツイ)といふ物の此形一色に定まるへからす  ある時は玉のことくある時は墨のことく  又或時は楔(クサビ)のことし《割書:本草 綱目(コウモク)ノ図(ツ)ニ|詳(ツマビラカ)ニ記セリ》其形の  いろ〳〵に替りたるは譬(タトヘ)は泥(ドロ)を空(クウ)中へ