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コレクション: コレクション3

新撰暑中養生法 : 附・コレラ予防歌 - 翻刻

新撰暑中養生法 : 附・コレラ予防歌 - ページ 14

ページ: 14

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【右】   《題:〇鶴鳴堂新版發兌廣告》 《題:〇《割書:諸大家|新発明》學術博覧會《割書:毎月一冊づゝ出版初編二編既刻三編以下陸讀出版|一部定價金十銭十部前金金八十銭府外は郵税二銭宛》》 右は専ら先人未發の高論卓説を纂輯の主意なれば出典確実にして鮮明なるものゝみを 精選陳列して真に學術博覧會の題号に背からざんとすれば看客諸君愛讀を垂れよ又た 大方の諸君子博学の諸大家は其研究発明の論説を秘することなく此会場に出品して以 て共に文化を賛け玉へ 初編出品目次〇武烈天皇御紀の誤謬〇延喜帝の御失徳〇作者の不敬〇伯夷叔齊は謚号 と云る説《割書:附|》孝子、孫、子と稱する辨〇平将門叛反の原因並将門祟を為す辨《割書:附|》平貞盛の大 悪無道〇源義経安宅関危難の虚説《割書:附|》義経の寛仁大度〇史類を読む心得〇日本歴代帝号 の読例〇東照公の英人へ與へたる通商免許の信牌《割書:附|》鎮國攘夷発令の原因〇一丁字〇西 人虞書信偽の論 二編出品目次〇平假名字体の誤謬〇情死の起源《割書:附|》聖徳太子妃と共に斃じ給ふの辨〇源 実朝は公暁の讐に非ず《割書:附|》頼朝の血統を絶つ者は公暁なり〇清和天皇惟喬親王御位争ひ の虚談《割書:附|》紀名虎伴善雄の角觝〇一筆啓上の説〇樊膾排闥の辨〇ゐもりを惚藥とする大 誤謬〇悴の字義〇稽古の濫用〇山海の珍味〇跋提河の考〇倭は日本の総稱に非ず〇世 界の六書体〇浄瑠璃の濫觴《割書:附|》小野於通浄瑠璃十二段の序〇カメの説 【左】   附録(ふろく) コレラ豫防歌(よばうのうた)はしがき 嗚呼惡(あゝにく)むべきは虎列刺病嗚呼畏(これらあゝおそ)るべきは虎列刺病(これら)と千人(せんにん) が千人万人(せんにんまんにん)が万人皆之(まんにんみなこ)れを悪(にく)み之(こ)れを畏(おそ)るゝば既(すで)に遠(とほ)く は安政戌午(あんせいうまどし)の流行近(りうかうちか)くは明治巳卯(めいぢうどし)の蔓延(まんえん)の実況(じつち)を目撃(もくげき)せ し人々(ひと〴〵)なることは言(い)はずして知(し)ることを得(う)れども中(なか)には 頑愚固陋(ぐわんこ)の徒(やから)ありてその身(み)は無論往々一家(むろんまゝいつか)の者(もの)より近隣(きんじよ) の者(もの)へまで迷惑(めいわく)をかけるものあるより畢竟此(ひつけふかく)の如(ごと)き惨状(ありさま) を現出(あらは)すに至(いた)れるものなり故(ゆゑ)に今(いま)これらの為(た)めにその性(す) 質及(じやうおよ)び豫防養生(よばうやうじやう)の要領(かなめ)を何人(だれ)みの解(げ)し易(やす)く覚(おぼ)え易(やす)きやう

現代語訳

【右】 ○鶴鳴堂新版発売広告 ○諸大家新発明 学術博覧会 毎月一冊ずつ出版、初編二編既刻、三編以下続々出版、一部定価金十銭、十部前金金八十銭、府外は郵税二銭宛 右は専ら先人未発の高論卓説を編纂することを主眼としているため、出典が確実で鮮明なもののみを精選して陳列し、真に学術博覧会の題号にふさわしいものとしたい。読者諸君の愛読をお願いする。また学識ある諸君子、博学の諸大家は、その研究発明の論説を秘することなく、この会場に出品して共に文化の発展に貢献していただきたい。 初編出品目次○武烈天皇御紀の誤謬○延喜帝の御失徳○作者の不敬○伯夷叔齊は諡号という説(附:孝子、孫、子と称する弁)○平将門叛反の原因並びに将門祟りをなすという弁(附:平貞盛の大悪無道)○源義経安宅関危難の虚説(附:義経の寛仁大度)○史類を読む心得○日本歴代帝号の読例○東照公の英人へ与えた通商免許の信牌(附:鎮国攘夷発令の原因)○一丁字○西人虞書信偽の論 二編出品目次○平仮名字体の誤謬○情死の起源(附:聖徳太子妃と共に斃れ給うの弁)○源実朝は公暁の仇に非ず(附:頼朝の血統を絶つ者は公暁なり)○清和天皇惟喬親王御位争いの虚談(附:紀名虎伴善雄の角觝)○一筆啓上の説○樊膾排闥の弁○いもりを惚れ薬とする大誤謬○悴の字義○稽古の濫用○山海の珍味○跋提河の考○倭は日本の総称に非ず○世界の六書体○浄瑠璃の濫觴(附:小野於通浄瑠璃十二段の序)○亀の説 【左】 附録 コレラ予防歌 はしがき ああ憎むべきはコレラ病、ああ恐るべきはコレラ病と、千人が千人、万人が万人、皆これを憎み、これを恐れるのは、すでに遠くは安政戌午年の流行、近くは明治卯年の蔓延の実況を目撃した人々であることは、言わずして知ることができるが、中には頑固愚昧な者がいて、その身はもちろん、しばしば一家の者から近隣の者まで迷惑をかける者があることから、結局このような惨状を現出するに至ったものである。故に今、これらの人のために、その性質及び予防養生の要領を誰でも理解しやすく覚えやすいよう