翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

唐船漂流記 四 - 翻刻

唐船漂流記 四 - ページ 47

ページ: 47

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「右帳」 斯而唐船今は次第次第に焼流れ大嶋地嶋の間に流 行北沖迄も可流行躰也此時主殿留よと舟手に 下知す地嶋より来る大いかり縄を唐船之底板に 結(ゆい)付数艘の浦舟に頭こきさせ地嶋のこもら?(一字消す)へ 引着けよと下知す此漕行内に唐人三人?の方に 縄にさかりて見へけれは平野宅助茨木三太夫 小筒「割り書き 三匁五分玉の筒」にてうつ壱人は尾崎仁助こき寄 鎗に而突く右唐船過半焼唐人海に飛入飛入 游行を鉄砲にて打鎗に而突殺時分御傍筒 浅見瀬右衛門三原治平浦舟にて急き来る是は 「左帳」 一時廿一日弥次兵衛ゟ小倉へ聞合する事有て当 人の御傍筒を茂たるが今昼頃芦屋へ着き芦 やの者共沖に大筒の火音聞火の手見る趣を語る に付当人急き小舟に乗り打潰の所へかけ付来先 ツ小倉の用事を大目附に申述並にシヤンシイ金右エ 門が書付を相達「割書き 此書付の趣サキに記」 弥次兵衛披見し直右衛門主殿に書面を語り 多り此唐船を手に入無此上仕合と各悦斯る今朝 より唐船打潰乗取たる趣先六左衛門殿迄可 申述とて御傍筒当人