翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

唐船漂流記 四 - 翻刻

唐船漂流記 四 - ページ 49

ページ: 49

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「右帳」 を漸(やうやう)消す漕行内に唐船中に有之死人を改れ者 死骸四人有壱人は最前猛火に飛入たる唐人也三 人は最初上棚に出たる唐人大筒に中り海に飛入 事叶ざる唐人なるへし唐船の中(一字消す)内所々血流れた るいをぬき散したる所多し唐船は地の嶋菰浦へ ひき着唐船の火も大方消たるに付焼残たる唐 船地嶋定番萩原佐太夫江預置裁判有之 福岡ゟ役人此所へ参候迄は左太夫は申に不及番 船数艘付置油断無之可相間内弥次兵衛申聞 打つれにもこの磯辺に各揚り福岡の部進状 「左帳」 左之通相調 今朝唐船打払之儀先刻浅見瀬右衛門三原治平 沖ゟ直に口上中倉遣候定而可被聞間奉存候 一 此間大嶋地嶋芦屋沖へ方々漂流之唐船段々諚 儀?候處弥沖売仕悪船に紛無之候付芦屋ゟ昨 暮頃私共御筒役御船頭御陸目付杉村喜助下 書安永八平岩屋定番新野半六も一同に地嶋 へ渡海仕同所定番萩原佐太夫大嶋定番小島 五左衛門致面談此間の趣重畳承合候處弥悪