翻刻
「右帖」
此處にはかかるましき旨申達す其時唐人四五人上た
なに出何か用事に有り(一字消す)候に物申けれ共別りか祢不通
に付此段は市左衛門へ申達稲?又百単語にて何
く船何分之儀にて此所には漂流致哉と筆談をし
所南京船何と云處ゟ仕出し長崎入津船信牌
持洋中にて帆柱のせみ吹折られ此處に漂也と答
此段は市左衛門ゟ福岡江申達?(一字消す)それは福岡ゟ
申来には左候はは長崎へ漂送可被遣旨にて御足軽
頭為漂送早々来御足軽頭隈山十右衛門「用心番」足軽
十人召連四拾二丁立御足軽頭肥塚金太夫使番
「左帖」
足軽十人召連四拾三丁立右に?南京船頭漂也同廿
九日長崎江漂送る尤唐泊也右帆柱損し候處つ
くろい有之
一 長崎に漂送参に付何茂地島引取候様に候福岡
ゟ申来三月朔日各出殿御目見被仰付
一 其後長崎奉行衆ゟ福岡へ御かけ合有之趣置而
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