琉球・沖縄の世界を翻刻する

コレクション: 琉球大学所蔵 琉球・沖縄関係資料 vol. 1

琉球談 - 翻刻

琉球談 - ページ 27

ページ: 27

翻刻

轎之図  国王は肩輿(サゲゴシ)なり夫より下は  皆 轎(カゴ)を用ゆ貴族(レキ〳〵)の用ゆる  ものは■(ケ)鏤(ボリ)金物を打表は  錦にて包み裏は■ばり附  なとにするとなり 飾馬之図  馬は日本と替る事なし.山坂または  石原を行に躓(ツマヅカ)ず.山に上り.水を渉(ワタ)れ  ば馳(ハス).是自然に其土地に馴たればなり.  此地四季ともに暖気にして.冬も  草の枯る事なきによりて  青艸を食ふなるがゆゑに豆を  食はするに及ばす.民家にて馬の  入用なる時は.野より牽入.  用事過れば野へ放すとなり.  鞍鐙其外とも.日本の馬具  にかはる事なし.唯小紐(コヒモ)  の下と.むながいに.紅の糸にて  作りたる.丸き房を付るなり