翻刻!いきもの図鑑

コレクション: コレクション1(くずし字)

錦繍枕 5巻. [5] - 翻刻

錦繍枕 5巻. [5] - ページ 39

ページ: 39

翻刻

【右丁】    /成程(なるほと)こまかにふるい    あつさ五分上 ̄ニ又/苔(□け)    を一重しく以上二寸    のつもり然らば/花(くわ)    /檀(だん)のぬきと同 ̄シ高 ̄サ    也さて/板(いた)を以て上を    しつかりとおしつけ    たるよし又赤土と    /砂(すな)/等分(とうぶん)にまぜ/合(あわせ)/敷(しく)    もよしさし木は    /湿地(しつち)なる所よし    高くして/湿(しめり)なき    所は朝夕水うつに 【左丁】    むつかしさて上に    /蘆(あし)のすだれを以て    日よけをする高 ̄サ    五六尺    枝如_レ此長さは三四寸程    に切水に切口をつけ    /置(おく)三時ほど水のふか    さ二寸ばかり尤き    よきうつわ物よし    少もしほけの侍れ

現代語訳

【右丁】 なるほど細かくふるいにかけ、 厚さ五分の上にまた苔を 一重に敷く。以上で二寸 のつもり。そうすれば花 壇の枠と同じ高さ である。さて板を使って上を しっかりと押し固める のが良い。また赤土と 砂を等分に混ぜ合わせて敷く のも良い。挿し木は 湿地である所が良い。 高くして湿り気のない 所は朝夕に水を打つのに 【左丁】 困難である。さて上に 葦のすだれを使って 日よけをする。高さは 五六尺。 枝はこのように、長さは三四寸程 に切り、水に切り口を浸けて 置く。三時ほど、水の深 さ二寸ばかりが最も 良い器である。 少しでも萎れがあれば