翻刻
黄(ぎ)蘓枋(すはう)茜(あかね)紅粉(べに)
《割書:すはうは木なり菓ししるを用ゆあかねも大やう同し紅は花を| 》
所(ところ)々(〴〵)染(そめ)入(いり )縫(ぬひ )散(ちらし )籬(まがき)
《割書:せいしもちゆ ぬひもやうは■■■いばら■は正へい上■| 》
之(の)菊(きく)立(たつ)波(なみ )雪(ゆき )折(をれ)笹(さゝ)
《割書:すりこみ等いろ〳〵あり なみあしき体 笹の上に雪つもりしてい| 》
御(ご)所(しよ )車(ぐるま )沢(おも )瀉(だか)地(ぢ)
《割書:御しよにてもちゆるなり 沼などに生たんなり| 》
扇(あふぎ )菱(ひし)輪(わ)違(ちがひ)九(く)曜(よう)
《割書:ぞくにぢかみと云 池に生はんものにて■すち■| 》
四(よ)ツ(つ)目(め)結(ゆひ )巴(ともへ )菊(きく)桐(きり)
《割書:ともへ左右ともあり| 》
柏(かしは )藤(ふぢ)蔦(つた)唐草(からくさ )女(をんな)
《割書:三しなあり からくさは其しないろ〳〵あり| 》
童(わらは )之(の)好(このみ )模様(もやう)恰好(かつこう)
《割書:もやう等人々のこのむところかつかうよくするをいふ| 》