東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 1

商売往来画抄 - 翻刻

商売往来画抄 - ページ 9

ページ: 9

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等(とう)此(この)外(ほか)絹布(けんふ)之(の)類(るい) 《割書:きぬもめんのるいをいふ| 》 金襴(きんらん)繻(しゆ)子(す)鈍子(どんす)【字面は「純」に見えるが「緞」とあるところ】 《割書:金糸にて色々もやうあり 地もんおりおし色々あり しゆすに同じ| 》 紗綾(さや)縮緬(ちりめん)綸子(りんず)羽(は) 《割書:ぞくにさやがたとておりたし有 ■■な■し 白■■し| 》 二(ぶ)重(たへ )北絹(ほつけん )生絹(すゞし)天(び) 《割書:糸地よろし これはねらざるきぬ糸にてせいす| 》 鵞(らう)絨(ど)羅紗(らしや)猩々緋(せう〴〵ひ) 《割書:糸に羽ねを入てをる也 異こくよりわたる らしやにおなじ| 》 羅(ら)背(せ)板(いた)毛(もう)氈(せん)兜羅(とろ) 《割書:らしやより下ひん あるは■等あり らせいたより下ひん| 》 綿(めん)反物(たんもの)麁物(そぶつ)仕立(したて) 《割書:一たん二丈六尺 あらたにしたてるを云| 》 物(もの)古(ふる)手(て)真綿(まわた)摘綿(つみわた) 《割書:ふるく■■【夏ヵ】きたるをいふ ■ひぢかけ等あり 一まい何匁といふ| 》 【紗綾縮緬:紗綾型の模様を織り出した縮緬】 【北絹:室町時代、中国の東京(トンキン)から渡来した黄繭の糸で織った薄い布】 【生絹(すずし):生糸で織ったままで練っていない絹布。軽くて薄い】 【羅紗:紡毛織物の一種。縮絨し毛羽をたてた織目が現れない厚地のもの。】 【猩々緋:「猩々」とは想像上の怪獣。猿に似て体が朱紅色の長毛でおおわれていることから、「猩々緋」は鮮やかな深紅色の事をいうが、その色に染めた毛織物などに用いられた語。】 【羅背板:毛織物の一種。ラシャに似ているが、地が薄く手ざわりが粗いもの。主に赤または藍の無地染め。】 【兜羅綿:「とろ」は綿花の意。綿糸にウサギの毛をまじえて織った舶来の織物。幅は一尺五寸(約50㎝)で色はねずみ色、藤色、薄柿色などが多かった。後には毛をまじえずに織り、国産のものも出来た。】 【麁物:盆、暮に主人から奉公人に与える衣類などをいう】 【古手:古着】 【摘綿:綿、真綿を引き延ばしたもの。小袖の綿入れなどに用いる】