浅香市集

コレクション: 浅香市集

浅香市集 - 翻刻

浅香市集 - ページ 7

ページ: 7

翻刻

雨に梓の声を降けす       窓 袴着て逢ふ人もなき伏見脇    代 畑ぬらしに鴛あかる素【なヵ】利     考 鉄漿くさくなる迄糊を捨兼て   窓 琴ひく中を乳もらひに行     代 ちら〳〵と何やら□【移ヵ】る萩の花   考 夜尽ら【寒ヵ】き越に隣る浮 島     窓 約束の月は小丸う事成にけり    代 そこらさかしてとの紙をおる   考 老鼠相手ほしやと鳴おらん    窓 けふもまふ麗る雪の関守     代 富士松かうしろ姿を絵に書て   考 はゝ子橋野に馬戻しぬる     窓 立てゝある箕のまたこける花の陰  代 恵方をうける壁を切ぬく     筆

現代語訳

前ページ「せせる」です。

英語訳

Previous page: "seseru."