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コレクション: STAGE4

大地震暦年考 全 - 翻刻

大地震暦年考 全 - ページ 22

ページ: 22

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がために勃蕩(ぼつたう)するにて地震(ぢしん)することに洪浪(つなみ)かならす 起(おこ)るといふ理(ことはり)ありといふにはあらずたゞ火気の海中 に起るとおこらさるによれりあるひは地震の為(ため)に 洪水(かうすい)をおこすものありこれは火気|発動(はつどう)するが為に 山脈(さんみゃく)を毀(こぼ)ち地下を通(かよ)ふ水源を沃(そゝ)き川谷を注(さ)るに 起(おこ)るまた洪浪(つなみ)のるいは山谷の狭隘(せま)き地は害(がい)多く平(たい) 坦(ら)に開豁(ひらけ)たる地は害(がい)少(すく)なかるべしその理(ことはり)いかにといふに 狭隘(せま)き地は水勢(すいせい)吹(ふき)あがりやすく平坦(たいら)の地は障(さゝは)るもの なきがゆゑに水勢すみやかに衰(おとろ)へるなり大概(おふよそ)かくの ごとし 天武天皇七年|筑紫(つくし)の国|地裂(ちさく)ること広(ひろ)さ二丈長さ三 千余丈民家多く倒(たふ)る