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コレクション: STAGE4

大地震暦年考 全 - 翻刻

大地震暦年考 全 - ページ 27

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ありて東南よりゆり出し大地震はそのゆること天 地も一ツになるかと疑(うたが)ふ大地二三尺にわりさけ水わき 出(いで)山 崩(くづ)れ人家 潰(つぶ)れる事 将基倒(しやうぎたふ)しの如く諸人 廣(ひろ) 場(ば)にはしり五人七人手に手をとり組(くみ)うつふしに 伏(ふす)といへども三間四間のあいだを轉(ころ)ばしあるひは 仰向(あをむき)になり又 俯(うつ)ふしに返(かへ)され半時ばかり大ゆり あつて暫(しばら)くして止(とどま)るその間(あいだ)に気をうすなふ者かず しれず 同年十一月四日未刻大雷雨同廿三日富士山 麓(ふもと)須走口(すはしりくち) より山やけ出そのひゞき大雷の如く近国大地震して 灰(はい)のことき砂(すな)ふりて暗冥(くらく)咫尺(しせき)もわかたず黒夜(やみのよ)の如し 江戸 白昼(はくちう)に挑灯(てうちん)を用(もち)ふ諸人大に怖(おそ)る翌(よく)日にいたりて