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コレクション: STAGE1

震雷考説 全 - 翻刻

震雷考説 全 - ページ 8

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御廟(ごびやう)崩るゝ 〇天和二癸亥四月五日日光山江戸大地震同年十月|大隅(おゝすみ)国 大地震にて海(ふみ)陸(りく)となる 〇元禄(けんろく)十年癸未十一月廿三日|関東(かんとふ)大地震二百日余震ふ殊に 安房(あは)上総(かづさ)甚(はなゝヾ)しく陸地(りくち)海(うみ)となり海(かい)中に山を生す 〇宝永(ほうえい)四年丁亥六月十八日大地震|下野(しもつけ)猿(さる)ケ股(また)土手其まゝ大 地に入事数十丈同年十月四日大坂大地震にて死|亡(ほう)多し 紀(き)州三州|伊勢(いせ)其外津々浦々津波にて死するもの 数しれす同月廿二日富士山|震動(しんどう)して焼(やけ)出し近国に 灰砂(はいすな)降(ふ)ること夥(おひたゞ)しく東の|半腹(はんぷく)に小山を吹いだす 宝永(ほうゑい)山といふ是(これ)なり 〇享保(きょうほ)十一年丙午三月|越前(えちぜん)勝(かつ)山|弁慶(べんけい)ヶ嶽(たけ)震(ふる)ひ崩(くず)れ 十八間四方の|岩石(かんせき)其外大石弐里八丁|隔(へだ)てし川へまろび 出(いで)て大川を堰留(せきとめ)近辺の村里|泥(どろ)の地となり人民多く 死す同十七年九月肥前大地震一昼夜に八十|余度(よど)震ふ 〇宝暦(ほうれき)元年辛未二月廿九日より七月まて大地震就中四月 廿五日の越後(えちご)高(たか)田にて山岳崩れ寺社|民屋(みんおく)倒(たを)れ横死(おゝし) 一万六千人とかや