翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

食鑑詹言 - 翻刻

食鑑詹言 - ページ 16

ページ: 16

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【右丁】 唐土(もろこし)に河南(かなん)茶顧(こ)渚(と)茶云云 其(その)采摘(つみとる)また婦女(おゝなこ)多し屈翁山の 詩(しに)云春山二三月。紅粉半 ̄ハ茶 ̄ノ人と此方の茶摘(ちやつみ)女に彷彿(さもに)たり 其さま想像(おもひやる)へし●煎茶 ̄ノ四要一に掬 ̄ム_レ水 ̄ヲ二に洗 ̄フ_レ茶 ̄ヲ三に候 ̄フ_レ湯 ̄ヲ 四に択 ̄フ_レ品 ̄ヲ ・点茶 ̄ノ三要一に滌 ̄フ_レ器 ̄ヲ二に【火+脋】( アタヽム )_レ盞 ̄ヲ三に掬 ̄ム_レ果 ̄ヲ 台湾(たいわん)の物産に糖(トウ)白黒 ̄ノ二種及 氷糖(ヒヤウタウ)もあり土人(ところのひと)糖を作(つく)る歳(とし) ごとに二三拾万に下(くだ)らす商船(あきひとふね)之を購(うけ)得(ゑ)て日本(にほん)呂宋(るそん)の諸国に貿(あきな)ふ 煙草(たはこ)の功(てから)四 品(しな)あり一は醒(さむ)る時は醉(ゑは)しむ二は醉(ゑふ)時は醒(さめ) しむ三は饑(うゆ)る時は飽(あか)しむ四は飽(あき)たる時は饑(うゑ)しむと也 【左丁】    粟類(そくるい) 穀(こく)類といふに同し古称(ふるきとなへ)にしたかふ也 尚(なを)三穀(さんこく)    五穀(ごこく)八(はち)ー九(きう)ー百穀(ひやくこく)の称(せう)あり其目しけゝれば略す 稲《割書:いね》米の総【惣】名なり田にあるを稲(いね)といふ已(すて)に収(おさめ)ていまだ  殻(から)あるを籾(もみ)と云 殻(から)をさりとるを米と云 粳《割書:うるし|いね》種類(しゆるい)多し《振り仮名:早|ー |わせ 》《振り仮名:中|ー |なか 》《振り仮名:晩|ー |おく 》あり晩稲(おくて)をまされりとす●  気味甘平毒なし●気力をまし顔色(かんしよく)を美(うるはし)くし中(うち)  をあたゝめ胃(い)を和(わ)し肌肉(はたにく)を長(てう)じ筋骨(すしほね)を盛(さかん)にし  血脈(けつみやく)を通(つう)し諸蔵(しよざう)を調(とゝの)へ精(せい)をまし志(こゝろさし)を強(つよく)し耳(みゝ)