翻刻
みつとうはとう
かんかへても
ぼうすを
大事にするは【?】
みなこの
とし□もひ
それより
しな川へ
ばかり
かよひ
井出野と
いふ女に
はまり
あけくれ
かよひ
ける
【下へ】
ほくちはその
ひなわばこの
ひき出しにござんす
たはこを
あかり
やせんか
なんとまた
こうみた【?】
ところは
こまつた
ものでは
ない□□【ゑゝ?】
【左ページ、つぶれている】
高輪【?】より
□の
景色【?】
現代語訳
密道はいくら考えても、坊主を大事にするのはみなこの年頃の思いだろう。それより品川へばかり通って、井手野という女にのめり込み、明け暮れ通っていた。
【下へ】
火口はそのひな型箱の引き出しにございます。煙草をお吸いやしませんか。
なんともまた結構なところは困ったものではございませんな。
【左ページ、つぶれている】
高輪より...の景色...