みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE9

安政大地震繪 - 翻刻

安政大地震繪 - ページ 21

ページ: 21

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「どうもふだんからぬらりくなりとしてみたくても ねへやつだとおもつたがこんなことをするやつとは おもわなんだいま八百万(やをよろづ)の神〳〵はみな いづもへたゝれてわれひとり留守居(るすゐ)を すれどわがいちぶんでころすもならず ともかくもいけどりにしていづも おもてへさしのぼせとがのほとを さたむへし どつこい にけるな大 なまづたいとは ちがつてとりにくひ なんぼ神でも五尺 の身で大地のそこ にわだかまるこいつを だいていづもまでゆくには ゆかれすかつぐもならず なまづなまなかとらへた うへはにがしてるすいがすみは せぬアヽいゝところへきたうなぎや はやくこいつをつかまへていづものやしろへ やつてくれ うなぎや〽どうして〳〵 このやうなおほきななまづを 神の手や人手でもつては まいられぬ 「ハテそれはこまつた ものだアヽいゝことを かんがへた人手では やれぬなら〽どうして やりましやう  〽はやくむまにに    してやるがいゝわさ