みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE9

安政大地震繪 - 翻刻

安政大地震繪 - ページ 22

ページ: 22

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地震(ぢしん)雷(かみなり) 過事(くわじ)親父(おやぢ) おや ぢか いふ 〽こいつらはわるくふざけるやつらた どんなことをするかしれねへから 回禄《割書:火の|神也》加茂大明神《割書:かみ|なり》鹿嶋 《割書:地を|当る神》此御社に願ツてかみしばりに してもらはざア いく めへ ■火の印 ●かみ  なり ▲なまづ の印也 ■〽ナント雷(かみなり)さんおめへ久(ひさ)しく音(おと)がしねへぜへよくおと なしくしているぜ●〽ナア二|私(わつち)もしかたなしさ▲〽ナゼ ●〽ソレ四年いぜん八月四日に大ふざけをしてツイ おつこちやた其時たいこは打折(ぶちおつ)てしまふ其上 こしぼねを強打(ひどくぶつ)て天竺(てんじく)へ返(かへ)る こともできず今に 迷(まこつい)ているから 天竺浪人(てんじくろうにん)だ なまづさん おめへは時〻(とき〳〵) やけになるが 此間なざア ュサ〳〵ドロ〳〵と 直(すぐ)に四方(しほう)が花盛(はなざかり)だ《割書:アリ一ヤ》どふいふもんだ ▲〽ナアニ私(わつち)は水の中のもので火はしらねへはナ ●〽そんならアノ大ふざけはどふいふもんだネヘ 大やけに成たもとはおめへから起(おこつ)たことだゼ ▲〽アリヤ春夏(はるなつ)の季(き)に曲(くるひ)が有て陰陽(いんやう)の気(き)が 和順(わじゆん)せずソレ私(わつち)が世界(せけへ)で面白(おもしろ)く成るからツイ曲(くる)ひ 出す所が少(ちつと)で済(すむ)時(とき)もあり又大ふざけをやる時も 有てソコはきまりなしさ■〽そんなら四季(しき)の気違(きちげへ)から おこる所だかららんしんにでも成てなかまぢうがおどり ひつくりかへりなぞをするのかへ▲〽サアそこは自身(じしん)に考(かんかへ)ても分(分かう)らねへ