みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE9

安政大地震繪 - 翻刻

安政大地震繪 - ページ 24

ページ: 24

翻刻

安政二年十月二日の夜 大地震おびたゞしく家くづれ   人おゝく死す内に   あやうき命をたすかりし人は   伊勢太神宮そのほか神〻       信心のともからは       神馬御府内を        はせめぐり 人 袂(たもと)に 此毛出る也 是(これ)神の 守ら しむる也 ありがたや〳〵 神馬にのられては  もちやげる事も  いすぶる事も     できねへ〳〵 「これごらんはたしのたもとにも   こんな毛があるよ    ふしきたねへ 「これは〳〵〳〵  めうだ〳〵〳〵 「おやふしぎだねへ   わたしもみよや 「こいつはめうだ〳〵〳〵  まことにふしきだ