塵劫記翻刻プロジェクト2025

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塵劫記(寛永4年序跋、岡本刊005) - 翻刻

塵劫記(寛永4年序跋、岡本刊005) - ページ 61

ページ: 61

翻刻

【巻上五十四丁裏】  法に 上の寸のさしわたしと 下の寸のさし  わたしとあわせて二尺四寸ありこれを二つに  われは一尺二寸と成これを左右に置(をき)かくれは  一四四となる これに高さ七寸をかくる時に  一下下八となるこれに円(まる)き法七九をかくれは  七九六三二と成是を京舛(ます)の法六四八二七にて  わる時に一斗二升二合八勺としる也 ┃又同むかしますにて 積(つもる)時は右之七九六三二  これに十六をかくれは 一斗弐升七合四勺と  しるへし 【巻上五十五丁表】  右のさん大かたに置(をく)時には如此に置なり  此まわりよりそこすはりなる物はみきの  算のをきやうにてはすこしちがひ有なり  本さんは口伝をくにあり  ○いま判(はん)て三石八升五合壱勺入  ○古ますて三石二斗入 法に長五尺に横(よこ)二尺をかくれは 十坪と成これに 【箱の図---中に】 二尺 なかさ五尺 ふかさ二尺 二尺 二尺 二尺 

現代語訳

計算法:上の寸の差し渡し(直径)と下の寸の差し渡しを合わせて二尺四寸ある。これを二つに分けると一尺二寸となる。これを左右に置く、すなわち掛け合わせると一四四となる。これに高さ七寸を掛けると一○○八となる。これに円の計算法七九を掛けると七九六三二となる。これを京枡の法六四八二七で割ると一斗二升二合八勺となる。 また同じく昔の枡で積もる時は、右の七九六三二にこれに十六を掛けると一斗二升七合四勺となる。 右の計算を大まかに行う時にはこのように計算する。 この周りより底すぼまりになる物は、通常の算法の置き方では少し違いがある。 本当の計算は口伝によるものがある。 ○現在の桶で三石八升五合一勺入る ○古い枡で三石二斗入る 計算法:長さ五尺に横二尺を掛けると十坪となる。これに 【図に 二尺 深さ二尺 長さ五尺】

英語訳

Calculation method: The upper diameter and lower diameter together measure 2 shaku 4 sun. Dividing this by two gives 1 shaku 2 sun. Placing this left and right (i.e., multiplying), it becomes 144. Multiplying this by the height of 7 sun gives 1,008. Multiplying this by the circular calculation method 79 gives 79,632. Dividing this by the Kyō-masu method 64,827 gives 1 to 2 shō 2 gō 8 shaku. Also, when calculating with the old measure, take the above 79,632 and multiply by 16 to get 1 to 2 shō 7 gō 4 shaku. When performing the above calculation roughly, it is done as follows. For objects that taper toward the bottom from the rim, there are slight differences from the usual arithmetic placement method. The true calculation involves oral transmission. ○Current barrel holds: 3 koku 8 shō 5 gō 1 shaku ○Old measure holds: 3 koku 2 to Calculation method: Length 5 shaku multiplied by width 2 shaku equals 10 tsubo. This multiplied by 【Diagram shows: 2 shaku, depth 2 shaku, length 5 shaku】