みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE1

温泉来由記 - 翻刻

温泉来由記 - ページ 5

ページ: 5

翻刻

より神宮(じんぐう)へ真榊(まさかき)を献(けん)じ大中臣(おゝなかとみ) の氏人(うぢびと)なんども住(すみ)給(たま)ひめでたき ためしあるをもてことぶきて榊原(さかきばら)と のみとなへしゆへ一郷(いちがう)の名(な)となりて いつとなく七(なゝ)くりの郷名(がうみやう)とは外(ほか)のやうに なんなりけるとぞ北畠(きたばたけ)国永(くになが)卿(きやう)家集(いゑのしう)に? 天照大神へ此所(このところ)より榊(さかき)を取(とり)て 参(まい)らせあぐる事(こと)の昔(むかし)ハけんみつ成(なり)しなど 申つれど懐旧(くはひきう)をのぶる心(こゝろ)の程(ほど)を神(かみ)に うつたへて   世中(よのなか)の人(ひと)はすつれど千早振(ちはやふる)    神(かみ)に任(まか)せて住(すむ)榊原(さかきばら) 同集(おなじしう)に   山里(やまざと)や星霜(ほししも)ふりてそよ〱と