みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE1

温泉来由記 - 翻刻

温泉来由記 - ページ 6

ページ: 6

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   真榊(まさかき)はらふ神風(かみかぜ)の音(をと) 右(みぎ)榊原(さかきばら)と読(よみ)かくして少(すこ)し祝(しゆく)する にてとあり いにしへ湯明神(ゆのみやうしん)の御社(みやしろ) 射山(いやま)《割書:一名|貝石山》にありし時(とき)は此(この)温泉(おんせん)その 山(やま)の北(きた)の麓(ふもと)にあり今其(その)處(ところ)を湯(ゆ)の 嵩(だけ)といふ御社(みやしろ)を今(いま)の所(ところ)へ遷(うつ)し 奉れは湯(ゆ)も亦(また)御社(みやしろ)のほとりに湧(わ)きぬ まことに神(かみ)の御湯(みゆ)なる事 明(あき)らけし八雲(やくも) 御抄(みしょう)になゝくりのいでゆありまのいで ゆしなのゝみゆ清少納言(せいせうなごん)の草子(さうし)にも 湯(ゆ)はなゝくりのゆ有馬(ありま)の湯(ゆ)玉(たま)つくり の湯(ゆ)と侍(はべ)りて其名(そのな)高(たか)く又(また)榊原(さかきはら)の 湯(ゆ)ととなへしことふるきふみにものせ 侍(はべ)れど歌(うた)には作例(さくれい)によりて七(なゝ)くりの