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コレクション: STAGE1

温泉来由記 - 翻刻

温泉来由記 - ページ 8

ページ: 8

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  かた〳〵に出湯(いでゆ)はおほく聞(きゝ)しかど        七栗(なゝくり)へこそ わきて来(き)にけり 春夢草(しゅんむさう)                       牡丹花(ぼたんくわ)   しるしあらば七栗(なゝくり)の湯を七(なゝ)めぐり     恋(こひ)の病(やまひ)の御祓(みそぎ)にやせん 北畠(きたばたけ)国永(くになが)卿(きやう)家集(いゑのしう)に十月(じうぐわつ)ばかりに 榊原(さかきばら)湯治(たうぢ)の為(ため)に趣(おもむ)き給(たま)ふよし見(み)へ たりこれらの類(たく)ひことしげゝれば 爰(こゝ)にもらし侍(はべ)る    湯大明神(ゆのだいみやうじん) 延喜(ゑんぎ)神名帳(じんみやうちやう)に壱志郡(いちしごほり)射山神社(いやまのじんじや) と申(もふし)たてまつる是(これ)なり今(いま)鑰取(かぎとり)大(だい) 明神(みやうじん)と称(しやう)して郷(がう)の惣社(そうしや)とも崇(あがめ) 奉(たてまつ)る本名(ほんみゃう)射山神社(いやまのじんじや)《割書:或湯山|神社》一名(いちみやう)