翻刻
一すばく一たん《割書:但し黄疸に|わろし》
一はらのいたみ一むねつかへ
一酒後にいれは醒すこと妙なり
此外老少諸病によし
凡例
一湯を多くのむ時は含すゝきず
と心得べし
一浴して含すゝみのんどかはく
人は其効しを得たると知べし
一湯あがりにうたゝねすべからす
一入湯中大酒ならびに婬事
おかすべからす
一湯戻りより一七日の間大酒
房事是又慎べし
一夜陰におよんでは浴せさるがよし
ともいへり但し朝夕昼夜時を
かぎらす浴してよしともいへり
一湯に入様は先面(つら)をあらひ夫より
湯|槽(ふね)に入|暫(しばら)くありてあせ出る
時頭より一二百もかゝり夫より
又あがり心涼しき時には又ふね
に入出んと思ふ時又頭より二三
百もかゝりて直に出べし頭より
かゝらざる時は上気して湯に
久しくこらへかたきかゆへなり
一此山婦人幷牛馬魚肉の不浄
をいむ鳥類かまへなし