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コレクション: くずし字学習用資料

相定メ申一札之事(桑植付之儀等ニ付) - 翻刻

相定メ申一札之事(桑植付之儀等ニ付) - ページ 1

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   相定メ申一札之事 一畑方古来ゟ桑ノ木有之候分ハ名々相対之上  うり買ニ致当年ゟ寅暮迄少々相さわり候とも  了簡之上差のそき置寅暮ニ至り候ヘハ村役人立  会吟味之上切取セ可申事尤此末桑植付候へハ境ゟ  壱間通内ニ双方植付可申極メ也 一市兵衛嘉兵衛庄右衛門■助元作リ之はさ場之儀ハ植  木致間敷極メ也 一ゆう善市兵衛元作リはさ場之儀ハ東方ニ植木可致  極メ也 一田畑万一歩違有之候とも拾歩以下之分ハ取扱無之  拾歩以上之分ハ拾歩ゟ上江之分ハ取扱可申極メ也 一居なき麻畠田畑竈組之分ハ村中惣百姓立合  竃組致竃引致候迄ハ何レ之者少々善悪有之候共  村方へ申出間敷候万一了簡違ニ而申出候とも取扱  不申極メ也 一村中屋敷麻畑古来ゟ竹木有之候分ハ此末植  付候とも不苦敷此末■なき麻畠取揃候家作致  候とも双方へ相さわり不申様ニ竹木付可申極メ  也 右之通村中惣百姓急度相用可申候若相 背候者有之候ハヽ吟味致急度可申付候申付候 節相用不申者有之候へハ此証文ヲ以願出御差図 可申受事為後証名々連印致候旨仍而如件  安永七戊     戌三月日