翻刻
ほりや小川へおちるもあればたまにのかれてにげ
たすものは人と人とがおしかさなりてともに
たをれておきるもならずわつとなきだすその
もの音は天にひゞきてげにものすごきヤンレイ
〽したひサアて〳〵にゆりくるぢしん丸の内から
さくらだかけてひがし下町にし山のてやあざ
ぶあを山あかさかよつや又は市かや牛込(うしごめ)
よりも小石川へん大つかすがも南品川
大もりさめずきたは浅草おんくらまへやな
三木馬みち三しばい町これものこらずみな
ゆりつぶれこゝにふしぎは浅草でらのくわんぜおん
にはつゝがもあらずこれもたふとき大ひのりやく
中にあわれは新よし原の五丁まち〳〵みな
ゆりつぶれいとゞあわれはおいらんおしよくとしま
しんぞうかむろや小じよくなんのぐわんぜも
なくよりほかは人のたすけを只まつばかり