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|流出(りうしゆつ)するなきもの第二は川(かわ)の|流入(りうにう)するあれど
も川(かわ)の|流出(しゆつ)するあらざるもの第三は川之に流(りう)
入(にう)すれども流出(りうしゆつ)の狀(かたち)明亮(めいりやう)ならざるもの、第四は
|川(かわ)之に|流入(りうにう)し、また之を|流出(りうしゆつ)するものなり
第九章
河(かわ)
|河(かわ)は|陸地(りくち)を|貫通(くわんつう)して|江海(こうかい)に|注出(ちゆうしゆつ)するものなり、
〇|凡(およ)そ|河流(かりう)|直(たゞ)ちに|大洋(だいやう)に|注(そゝ)ぎ|或(ある)は|大洋(だいやう)に|連続(れんぞく)
せる|江河(こうか)に|注(そゝ)ぐもの、之を|洋河(やうが)と云ふ、また|湖(みづうみ)に
入り|沼澤(せうたく)に|注(そゝ)ぎ、|或(あるい)は|砂漠(しやばく)に|吸収(きうしう)せられて、|曽(かつ)て
|大洋(だいやう)と|相(あひ)|連属(れんぞく)せざるもの、之を|洲河(しうが)と云ふ、また
|地中河(ちゝうが)とも云ふ、〇|洋河(やうが)またその|流入(りうにう)する所の
|諸洋(しよやう)に|従(したが)ひて、四|種(しゆ)に|分(わか)つ、即ち一を北洋(ほくやう)【北洋の左に傍線】河(が)と云
ひ、二を大西(たいせい)【大西の左に傍線】|洋(やう)|河(が)と云ひ、三を|大東洋(たいとうやう)【大東洋の左に傍線】|河(が)、四をイン
デア【インデア洋の左に傍線】|洋河(やうが)と云ふ、
|水源(すいげん)
|山腹(さんふく)より|注下(ちゆうか)する|細流(さいりう)、|幾條(いくぜう)か|相合(あいがう)して、|河(かは)を為
す、もし|地(ち)|平坦(へいたん)なれば、|滙(わい)して|湖(みつうみ)となり、それより
天然地理学 巻之二 七