翻刻
一毎月一度辰の日辰の刻辰の方の井水をくみ辰の年の人
をもつて家根へ蒔くべし火|防(ぶせ)也但辰の井戸辰年の人なくは
略すとも時日をわするへからず
一東の棟(むね)に西|庇(ひさし)といふ事有家の中央より真東へ棟をつぎ
足(た)し真西の方へ庇をおろせば其家に必異変あると也ためし
たることあれは深(ふか)く慎むべし
一家作手始の日に悪日あまた有日をゑらみ石と土台をすへる
にも水もりすること火ふせ也其上祈念陰徳を施すへし
毎月土を動かさぬ日 同地火の日 十日 廿日 晦日四季土用の内
辰ノ日 巳 午 未 申 酉 戌 亥 子 丑 寅 卯
巳ノ日 酉 寅 午 戌 卯 未 亥 辰 申 子
正月 二 三 四 五 六 七 八 九 十 十一 十二
家作手始め火にたゝる日但立家に取懸る日也切組初には非ず
戌 戌 戌 酉 午 巳 巳 巳 亥 巳 寅 未
寅 亥 申 巳 寅 亥 申 巳 寅 亥 申 巳
正 二 三 四 五 六 七 八 九 十 十一 十二
三|鄰(りん)亡 諸しよく人よく知る日也