みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE7

防火要鎮土 附大火年月考 全 - 翻刻

防火要鎮土 附大火年月考 全 - ページ 9

ページ: 9

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 しるしにして二丁町吉原の焼亡度々なれども家作の造  立焼野に草の生ふるが如し 一火防の神を祈るは勿論なれども近火にても風筋替れはのが  るゝ故常に風神尊を祈るべし人丸の神もかきのもと  にて火とまると云理にこそあれ又|易(ゑき)か人相に火災のきざし  あらは早く祈念して何にても所持の品を焼すつへし 一廿八宿の内に亢(こう)宿といふ日あり此日に普請を始めれは十日の内に    凶事ありときくされは普請小屋より出火すること度々あり日々  八宿の吉凶を用ゆる人まゝ有八宿の事は追てあらはすべし 一類焼は是非なけれとも自火を要慎(ようじん)すべし是平日の心がけ第一也まづ  たばこの吹がらを途中にても踏(ふみ)けすべからず石瓦にて消すへし 一毎年正月十二月廿四日|厳(きび)しく禁酒すべし卯の上刻ゟ酉の上刻  まて酒(さか)塩にも遣はず客来有ても堅く断るべし自火を出さぬ  まじなひ也世人知りたる事なれともしるし置ぬ