翻刻
なる程陰気さかんにして祟り強し老屈の五体と同し
《割書:立花町|三丁目》二代目 高岡混元 《割書:日本はし|木八郎店》一子 敬次郎
右道人作 家相速伝 暦方選 近刻
一三帖敷は火の数也とて相生の方にてもいむ人あり家居
には水の縁を用ゆる例にて瓦も多く巴をつくるは波の
かたち也玄関の張つけにも青海波多しさりなから六帖敷
は水の数なれとも狭き家に六帖敷二タ間ありしをためし見
たるに陰気かちて甚だ悪し
一新宅わたましにも火の縁をいむことなれは三ンの日丙丁己午
の日をいむへし《ルビ:壬|みつのへ》《ルビ:癸|みづのと》亥子の日は水にて吉其節焼肴は
無用かけ物墨絵墨跡の類よし又《ルビ:仮家|かりや》の方より向つて
両金神常金神《ルビ:歳|さい》《ルビ:破|は》塞り主人本命敵殺等家作
已前にゑらみ置吉日をもつて《ルビ:移|うつ》るべし尤入宅の時道具
の次第有貴人は左の通