翻刻
殺?にして春を得て発生し生衍?不止といへる
にひとし其政に時と勢と位とをはかるを要
とす此三つをいはゝ⺇巾【凧】をあくるを以てたとへん
江戸にては春を時としも国々にて又その時も
違ふ也その時を得てしとて其風を得されはあた
はす江戸にて春を得しは時也風を得しは勢也
その風の吹を待付てあくるは其勢を得るとや
せん時と勢とを得ても木立茂き地にてはあくる事
不能我身高き所にのほりて四方の梢を下し
見て風を得て放せは九天へも達すへしもの時と
せと位とを得ても風中を持糸を持なんとする
人を得されは不能その人を得てもその風に随て
其風中の重さを量となり角するは術とも言へし
その術も其もとあるを可知蓋し微にしるしたる
先納の事はよかるへからんか其国其也其人によるへ
けれは割にしては言難かるへし信をとる術もよ
からんか商熱か木を移すにして又其味可有
事也術といへは奇正の計策をなすゝかくに思ひ
て才の足るものは術を先にし才の足らさるもの
八人は術計は我不及処なれは鬼に角治国の