翻刻
心地よく。マアそつと入なんしといふにしたがひ。なをワき出るゐん水
を力にもちかくれバ。やう〳〵頭ばかりこミ入られ。マアおまちなんし。
いつそせつないよ。是がミんなは入ッたら。本ンに死んすしづかに〳〵と腰(こし)
をよぢらして請兼(うけかね)るをむすこもたび〳〵の手ごりにやわ〳〵とつかひ
懸(かく)れバ。はやすゝり上〳〵。せつなひなから。そのよく成るにつれてゐん
水あぶれ。わけなきにやう〳〵半分?入て。ふたりが氣をやり夫から
後ハとう〳〵根まで納りしやら。花の井が声しすゝり上〳〵。ヱゝモ
いつそとうしんせうね。根まては入りんしたらとけるやうに成ん
すよ。アレ又いきんすとの睦言(むつごと)に。むすこもはじめてこんな能ひ事を